◎パキスタンの炭鉱の安全基準は緩く、過去に同様の爆発事故を何度も起こしている。
パキスタンの炭鉱(Getty-Images)

パキスタン政府は30日、北西部カイバル・パクトゥンクワ州の炭鉱でメタンガスが爆発し、鉱山労働者少なくとも9人が死亡、4人が負傷したと発表した。

報道によると、事故はアフガニスタン国境に近い地区の鉱山で発生したという。犠牲者の身元と死因は明らかにされていない。

シャリフ(Shahbaz Sharif)首相は声明で犠牲者に哀悼の意を表した。

報道によると、政府は現地に調査官を派遣し、メタンガスが爆発した経緯を調査している。

一部のメディアは鉱山の関係者が事情聴取を受けていると報じたが、詳細は不明である。

専門家によると、パキスタンの炭鉱の安全基準は緩く、過去に同様の爆発事故を何度も起こしているという。

政府は炭鉱の労働災害件数と死者数を公表していないが、犠牲者の多くが日雇い労働者や移民と伝えられている。

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