北朝鮮で大規模なインターネット障害発生、原因不明

韓国の聯合ニュースによると、障害の原因は定かではないが、サイバー攻撃の可能性は低いという。
2019年5月21日/北朝鮮、首都平壌、金正恩 党総書記(Getty Images/AFP通信)

北朝鮮が7日、大規模なインターネット通信障害に見舞われ、政府のウェブサイトや国営メディアへの接続が途絶えた。

韓国の聯合ニュースによると、障害の原因は定かではないが、サイバー攻撃の可能性は低いという。

ロイター通信は専門家の話しとして、「中国やロシア経由の接続も影響を受けたことから、サイバー攻撃ではなく内部要因による可能性が高い」と報じている。

国営メディア、外務省、国営航空会社のウェブサイトなどが7日にアクセス不能となり、正午ごろから徐々に復旧し始めた。

インターネットインフラ全体がインターネット活動を監視するシステムに表示されず、メールサービスも影響を受けたとみられる。

イギリスに拠点を置く北朝鮮のインターネットを監視する研究機関はSNSに声明を投稿。「復旧作業が進められているようだ」と書いた。「意図的なものか偶然か判断は難しいが、攻撃ではなく内部の問題のようだ...」

北朝鮮のサイバー活動を監視する韓国警察庁のサイバーテロ対応センターはコメントを出していない。

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