◎ニューカレドニアはオーストラリアの東方約1200kmに位置する。
仏領ニューカレドニアのビーチ(Getty Images)

南太平洋の仏領ニューカレドニアで19日、オーストラリア人観光客が人気観光地の沖合でサメに襲われ死亡した。

当局によると、事故は南部のシャトー・ロワイヤル・ビーチ付近で発生。死亡したのは59歳の男性で、沖合150mの地点で泳いでいたところ、サメに襲われたという。

男性は脚と腕に大怪我を負い、現場で死亡が確認された。

地元メディアによると、このビーチ付近ではサメに襲われる事故が多発しているという。

近くを航行していた船が男性を救助し、ビーチに搬送。通報を受けた救急隊が蘇生にあたった。

地元メディアは目撃者の話を引用し、「当時、現場海域には多くの観光客がおり、男性が襲われると皆、急いで浜に避難した」と報じている。

地元当局はビーチを封鎖し、近海のサメを駆除すると発表した。

この海域では先月29日に49歳のスイマーがサメに襲われ重傷を負い、その数日後にはサーファーが襲われている。

ニューカレドニアはオーストラリアの東方約1200kmに位置する。

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