◎判事はマネーロンダリングで7年、収賄で4年および、500万ドルの罰金刑を言い渡した。
2018年2月3日/モルディブ、首都マレ、ヤミーン大統領(中央)(Mohamed Sharuhaan/AP通信)

モルディブの地方裁判所は25日、マネーロンダリング(資金洗浄)と賄賂を受け取った罪で起訴されたヤミーン(Abdulla Yameen)前大統領に禁固11年の実刑判決を言い渡した。

判事はマネーロンダリングで7年、収賄で4年および、500万ドルの罰金刑を言い渡した。

被告は在任中、政府が所有する島をリースする代わりに金銭を受け取り、さらにその金銭を洗浄したとして逮捕された。

ヤミーン被告が実刑を言い渡されたのはこれが初めてではない。

2019年の裁判では2018年の大統領選前におよそ150万ドルを不正に受け取った疑いおよびマネーロンダリングで有罪となり、禁固5年を言い渡された。

しかし2年後、最高裁は一審で示された証拠には食い違いあるとして、逆転無罪とした。

ヤーミン被告は2018年の選挙で欧米寄りのモハメド・ソーリフ(Ibrahim Mohamed Solih)大統領に敗れた。

ヤーミン被告は在任中、複数の汚職、メディアへの圧力、政敵の迫害で非難されていた。

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