◎イギリスでは女王の在位70年を記念するプラチナジュビリーが開催されている。
2022年6月2日/イギリス、ロンドンのバッキンガム宮殿、エリザベス女王(Getty Images/AFP通信)

北朝鮮の国営メディアは2日、金正恩(Kim Jong-un)党総書記がイギリスのエリザベス(Queen Elizabeth II)女王に祝電を送ったと報じた。

イギリスでは女王の在位70年を記念するプラチナジュビリーが開催されている。

朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は女王と英国民を祝福する書簡を送ったという。それ以上の詳細は明らかにされていない。

女王の在位期間は70年と約4カ月に達し、英王室の最長記録を更新し続けている。その間、100カ国以上を訪問し、2万回以上の公務をこなし、4000件近くの法律を承認し、110カ国以上の国家元首と会談した。

一方、キムは核・ミサイル開発を推進することで北朝鮮の経済を崩壊させ、数々の不作為で国民を窮地に追いやり、多くの国民が飢えている中で膨大な費用がかかる軍事パレードとミサイル実験を何度も行い、米国を威嚇し、威嚇し、威嚇している。

北朝鮮とイギリスは2000年に外交関係を樹立し、互いの首都に大使館を置いている。

キムは米日韓を含む西側諸国を脅かす可能性のある核兵器やミサイル開発を加速させている。また、オーストラリアの原子力潜水艦取得や米国の経済制裁を支持するイギリスを何度も非難している。

北は今年、少なくとも17回ミサイル実験を行い、約5年ぶりに大陸間弾道ミサイル(ICBM)を打ち上げた。

米国と韓国の当局者は、2017年以来の核実験を準備している兆候がみられると警告している。

2022年3月24日/北朝鮮の某所、大陸間弾道ミサイル火星17と金正恩 党総書記(Korean Central News Agency/Korea News Service/AP通信)
スポンサーリンク