◎逮捕されたのは中国人、台湾人、マレーシア人などで、ビザや滞在許可証を不正に使用した罪に問われている。
インドネシアのビーチ(Getty Images)

インドネシアの入国管理局は27日、バリ島の別荘を家宅捜索し、103人の外国人を逮捕したと明らかにした。

それによると、逮捕されたのは中国人、台湾人、マレーシア人などで、ビザや滞在許可証を不正に使用した罪に問われている。

入管の担当官は記者会見で、「このグループはサイバー犯罪に関与していた可能性がある」と語った。

捜査当局は26日に郊外の集落にある別荘を家宅捜索し、男91人と女12人を拘束。パソコンやスマートフォンなどの電子機器も押収した。

担当官は「家宅捜索の結果、103人はビザを持たず、滞在許可証を不正に使用した疑いがある。押収した機器の数から、サイバー犯罪を行っていた可能性もあるため、慎重に捜査している」と語った。

捜査当局は数十人の被拘禁者が別荘の横で腹ばいになって横たわっている写真を公開した。103人は全員、バリ島内の拘置所に収容されている。

地元テレビ局は関係者の話しとして、「このグループが国際的な犯罪組織と関係しているかどうか調べている」と報じた。

報道によると、当局はバリ島に滞在する外国人を監視する取り組みを近日中に開始する予定。これは、外国人が法に従ってバリ島に滞在していることを確認し、秩序と治安を維持することを目的としている。

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