◎インド警察がハトを逮捕したのはこれが初めてではない。
インド、首都ニューデリー、ハト(Getty Images)

インド警察が中国のスパイ伝書鳩を解放し、野に放した。地元メディアが1日に報じた。

それによると、このハトは昨年5月にムンバイの港近くで中国語のような文字が書かれた2つのリングを足にくくりつけられた状態で捕獲。その後、警察に逮捕されたという。

ムンバイ警察はこのハトが中国のスパイであると疑い、地元の動物病院に送検した。

その後、このハトは台湾のオープンウォーターレースに出場したアスリートであることが判明。地元の動物虐待防止協会に移され、医師の診察を受けていた。

ムンバイ警察と台湾外交部はこの事案に関するコメントを出していない。

インド警察がハトを逮捕したのはこれが初めてではない。

2020年、カシミール地方の警察はパキスタンの漁師が飼っていたハトを捕獲。その後、嫌疑不十分で釈放した。

2016年にはモディ(Narendra Modi)首相を脅迫するメモを持ったハトが見つかり、物議をかもした。

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