◎爆発は州都ムンバイ近郊の地区にある工場で23日に発生。近隣の工場や家屋にも被害が及んだ。
インド、首都ニューデリーのゴミ捨て場(AP通信)

インド西部マハラシュトラ州の化学工場で爆発があり、少なくとも9人が死亡した。地元当局が24日、明らかにした。

それによると、爆発は州都ムンバイ近郊の地区にある工場で23日に発生。近隣の工場や家屋にも被害が及んだという。

火災は数時間後に鎮火、消防が爆発の原因を調べている。

亡くなった9人は工場の従業員とみられる。身元は明らかになっていない。

地元メディアによると、この工場は食品の着色料を製造し、様々な化学薬品を扱っていたという。

近隣の複数の住宅が爆発の衝撃波で損傷。ソーシャルメディアで共有された動画には窓ガラスが全て吹き飛んだ民家が映っていた。

報道によると、警察が工場の所有者を拘束し、話しを聞いている。

インドの安全基準は緩く、規制も甘い。地元メディアによると、このような事故を起こした業者の多くが安全よりコスト削減を重視していたという。

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