◎インドは世界で最も交通事故の多い国であり、毎年数十万が死傷している。
インドの警察当局は5日、北部ウッタラカンド州でバスが谷に転落し、少なくとも25人が死亡、10人が負傷したと発表した。
プレストラスト・オブ・インディアによると、バスの乗客は45～50人。結婚式に出席した人々を乗せていたと伝えられている。
州警察は公式ツイッターに、「警察は災害救助隊とボランティアの力を借りて21人を救助した」と投稿している。
州政府は現場に調査官を送った。警察は25人の検死を行い、死因を特定するとしている。犠牲者の身元は明らかにされていない。
ソーシャルメディアで共有された動画には救助活動を支援するために斜面の樹木を切るボランティアの姿が映っていた。
救助隊は負傷者を担架で運び出し、救急車で医療機関に搬送した。救助された21人のケガの程度は明らかにされていない。
モディ（Narendra Modi）首相はツイッターに声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表し、遺族と負傷者にできる限りの支援を提供すると約束した。
インドは世界で最も交通事故の多い国であり、毎年数十万が死傷している。事故の多くは無謀運転、インフラの整備不足、車の整備不良、ルール無視などが原因とされる。
