◎警察は5日の夕方に通報を受け、現場に急行した。
インド北部ウッタラカンド州の山岳地帯で5日、バスが渓谷に転落し、少なくとも26人が死亡、4人が負傷した。
地元メディアによると、バスはヒマラヤにあるヒンズー教の巡礼地に向かっていたという。
警察は5日の夕方に通報を受け、現場に急行した。
州警察の報道官によると、負傷者は近くの医療機関に搬送されたという。乗客は30人以上と伝えられており、地元メディアは当局の情報を引用し、「死者はさらに増える可能性がある」と報じた。
ウッタラカンド州はヒンズー教の聖地のひとつで、毎年数百万人の巡礼者が訪れるが、整備の行き届いていないヒマラヤの道路網は危険なことで有名だ。
モディ(Narendra Modi)首相は犠牲者に哀悼の意を表し、遺族に補償金として1人20万インドルピー(約33万円)支払うと発表した。
負傷者には1人5万ルピー(約8万4000円)が支給される。
シャー(Amit Shah)内相は救助活動と事故調査を進めているとツイートした。
ウッタラカンド州の州首相も犠牲者に哀悼の意を表し、救助隊は24時間体制で行方不明者の捜索を続けているとした。
The Prime Minister has announced an ex-gratia of Rs. 2 lakh each from PMNRF for the next of kin of those who lost their lives in the accident in Uttarakhand. The injured would be given Rs. 50,000 each.
— PMO India (@PMOIndia) June 5, 2022