◎インドはイギリスやEUとも貿易協定を結んでいる
インド、首都ニューデリーの国会議事堂(Getty Images)

インド政府は10日、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスと今後15年間で1000億ドル規模の投資と100万人の直接雇用を創出する貿易協定に署名した。

インド側は欧州自由貿易連合(EFTA)を構成する4カ国からの工業製品の輸入関税を引き下げることを約束した

EFTAは声明で、「インドとの画期的な合意は、より統合された、より強靭なサプライチェーン、双方の企業や個人に新たな機会をもたらし、貿易・投資の拡大、雇用創出、経済成長など、大きな経済的利益をもたらす」と称賛した。

インドはイギリスやEUとも貿易協定を結んでいる

この協定には物品・サービス貿易、投資促進・協力、知的財産、政府調達、貿易と持続可能な開発、紛争解決などが含まれる。

インド政府は協定について、「国内の輸出業者が欧州市場や世界市場にアクセスするための窓口を提供することになる」と説明している。

調印式は首都ニューデリーで開催され、5カ国の外相らが出席した。

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