◎亡くなったのは30歳のフランス人男性。先週、市内の高級住宅街にある高層住宅の中庭で発見された。
香港市内(Getty-Images)

香港の高層住宅に自らの意思で登ったとみられるフランス人男性が転落死した。現地メディアが7月31日に報じた。

それによると、亡くなったのは30歳のフランス人男性。先週、市内の高級住宅街にある高層住宅の中庭で発見されたという。

警察は声明で、「初動捜査を行った結果、男性はビルの屋上から転落したとみられる」と明らかにした。また警察は、「現場に遺書は残されておらず、死因を特定する必要がある」とした。

英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは関係者の話しとして、「この男性はフランスのスパイダーマンもしくはデアデビルと呼ばれていた」と伝えている。

それによると、男性は7月27日、高層住宅の68階にあるペントハウスで目撃されたという。

この男性は「レミ・エニグマ(Remi Enigma)」という名前を使ってインスタグラムに写真を投稿している。最後の写真は香港の夜景で、1週間に高所で撮影されたものとみられる。

レミ・エニグマをフォローする多くのユーザーが哀悼の意を表している。

レミ・エニグマは世界中の様々な高層建築物に登って自撮りした写真をインスタに投稿していた。

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