◎解体作業に当たっていた作業員14人のうち11人が「何らかの理由」で工場内に閉じ込められた可能性がある。
中国当局は28日、河北省北部の工業地帯にある工場で火災が発生し、11人が死亡したと明らかにした。
中国中央テレビ（CCTV）によると、火元の工場はこの数年稼働しておらず、解体作業が行われていたという。
火災は27日午後、解体作業中に発生した。CCTVによると、消防は同日午後11時（現地時間）に火を消し止め、倉庫内で11人の遺体を発見・収容したという。
警察が捜査に当たっている。CCTVは関係者の話を引用し、「解体作業を請け負った業者の責任者が拘束されている」と報じた。
それによると、解体作業に当たっていた作業員14人のうち11人が「何らかの理由」で工場内に閉じ込められた可能性があるという。
