◎香港発ロサンゼルス行きのCX880便は技術的な問題により離陸を中止した。
香港、キャセイパシフィック航空の旅客機(Getty Images)

香港のキャセイパシフィック航空の旅客機が24日、香港国際空港で離陸を中止した。

同社は声明で、「乗客11人が旅客機から避難する際に負傷した」と明らかにした。

それによると、ロサンゼルス行きのCX880便は技術的な問題により離陸を中止したという。

同便は滑走路上で乗客の避難が終わった後、格納庫に戻った。

乗客は5つの脱出用スライドを使って脱出したという。

キャセイパシフィック航空は技術的な問題の詳細を明らかにしなかった。

国営メディアは警察筋の話し手として、「タイヤのひとつが破裂した」と伝えている。

この便には乗客293人の乗務員17人が搭乗していた。

同社は声明で、「避難中に負傷した乗客11人は市内の病院に搬送され、手当てを受けている」と報告。影響を受けた全ての乗客と乗務員に必要な支援を提供すると約束した。

それによると、24日の午前10時30分(現地時間)までに病院に搬送された11人のうち9人が退院したという。

その後、トラブルを起こした便に搭乗していた乗客293人のうち283人が別の便でロサンゼルスに向け出発した。

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