▽5人は現在米国に滞在し、ベネズエラからの脱出を「前例のない」救出作戦と説明した。
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南米ベネズエラの駐アルゼンチン大使公邸に1年以上にわたって避難していたベネズエラの野党関係者5人が24日、公邸を出てから初めて公の場に姿を見せた。
5人は現在米国に滞在し、ベネズエラからの脱出を「前例のない」救出作戦と説明した。
ベネズエラ政府は救出作戦を否定し、交渉の一環だと主張している。
野党指導者マチャド(María Corina Machado)元議員の選挙事務所の職員はワシントンDCの記者団に対し、「私たちの救出、脱出劇は前例のないものだった」と語った。
また職員は「この脱出作戦は現在進行中である」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。
在アルゼンチン大使館はこの5人を含む6人の命が危険にさらされているとして、24年年3月から匿っていた。
アルゼンチン政府は24年11月、ベネズエラの諜報機関や警察官が公邸周辺を24時間体制でパトロールし、電気や水道サービスを削減していると非難。ベネズエラ政府はこの疑惑を否定している。
ルビオ(Maro Rubio)米国務長官は今月初め、救出作戦の結果、この5人が米国内に避難したと発表した。
アルゼンチンのミレイ(Javier Milei)大統領は独裁者のマドゥロ(Nicolas Maduro)大統領に忠誠を誓う捜査当局が6人を恣意的に逮捕しようとしているとして、その逮捕状が発行された後、大使館への立ち入りを許可した。