◎スリナムは金産出国であり、多くの米国・カナダ企業が金鉱山に投資している。
スーダンの金鉱山(Getty Images)

南米スリナムの金鉱山で崩落事故が発生し、少なくとも14人が死亡、7人が行方不明になっている。警察当局が21日、明らかにした。

それによると、事故は南部の農村地帯にある金鉱山で20日に発生。地元テレビ局は関係者の話しとして、「この金鉱山は規制当局の許可を得ていなかった」と伝えている。

陸軍、警察、消防が現場に派遣され、行方不明者の捜索に当たっている。崩落の原因は明らかになっていない。

サントキ(Chan Santokhi)大統領は20日、犠牲者に哀悼の意を表し、関係部門に行方不明者の捜索・救助を最優先するよう命じたと明らかにした。

またサントキ氏は金鉱山の所有者と運営会社を批判し、「警察が必要な措置を取る」と述べた。

スリナムは金産出国であり、多くの米国・カナダ企業が金鉱山に投資している。近年は非公式の金鉱山が増え、問題になっているようだ。

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