ハイキング中に滑落、ブラジル人女性の遺体収容 インドネシア

ジュリアナ・マリンスさん(26歳)は21日、友人5人と共にリンジャニ山をハイキング中、滑落した。
ブラジル出身のジュリアナ・マリンスさん(Juliana Marins/AP通信)

インドネシアの救助隊は25日、リンジャニ山(3726メートル)をハイキング中に滑落したブラジル人女性の遺体を収容したと明らかにした。

ジュリアナ・マリンスさん(Juliana Marins、26歳)は21日、友人5人と共にリンジャニ山をハイキング中、滑落した。

リンジャニ山はバリ島に隣接するロンボク島にあり、人気の観光スポットになっている。

当局によると、現場は急勾配で足元が悪く、霧も出ていたため、遺体の収容に5時間ほどかかったという。

山岳救助隊の責任者は24日、ロイター通信の取材に対し、「マリンスさんはハイキング中、足を滑られて崖を滑り落ちたとみられ、火口には落ちていなかった」と述べていた。

インドネシア国家捜索救助庁は声明で、「隊員たちは無事、マリンスさんの遺体を収容した」と述べた。

救助隊は24日、ドローンなどによる捜索の末、マリンスさんの死亡を確認した。

地元メディアによると、当局と救助隊の責任者がマリンスさんの家族と面会し、経緯を説明したという。

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