◎消防車が滑走路に進入した理由は明らかになっていない。
ペルー、首都リマの国際空港(Getty Images)

ペルー当局は18日、首都リマのホルヘ・チャベス国際空港で旅客機と消防車が接触したと発表した。

報道によると、消防士2人が死亡、1人が負傷、旅客機の乗客乗員108人にケガはなかったという。

消防車は中南米最大の航空会社であるLATAM航空が運航するエアバスA320neo(LA2213便)と接触、大破した。旅客機も損傷し、黒煙を上げた。

空港を運営するリマ・エアポート・パートナーズはツイッターに声明を投稿。滑走路を直ちに封鎖し、全便欠航とすると発表した。

同社は声明で、「乗客にケガはなく、必要な支援を提供している」と説明した。

空港を管轄する消防署の責任者は「この事故で消防士2人が死亡、1人が負傷した」と発表した。

消防車が滑走路に進入した理由は明らかになっていない。

LA2213便はプノ県フリアカの空港に向かう予定だった。

ソーシャルメディアで共有された動画には、滑走路上で黒煙を上げる旅客機が映っている。消防車は滑走路を横断しようとし、旅客機に接触したように見える。

当局によると、事故は18日の現地時間3時25分に発生したという。

カヤオ特別区の検察庁は18日、担当官を現地に派遣し、調査を開始すると発表した。

航空当局によると、ホルヘ・チャベス国際空港の運航は19日の現地時間午後1時まで停止されるという。その間、同空港に着陸を予定していた便は別の空港に向かう。

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