◎火災は首都ジョージタウンの南方約320kmの町にある中等学校の学生寮で21日深夜に発生した。

南米ガイアナの警察当局は22日、首都ジョージタウンの郊外にある中等学校の学生寮で火災が発生し、少なくとも19人が死亡、20数人が重軽傷を負ったと明らかにした。
アリ(Irfaan Ali)大統領はSNSに声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表し、生徒たちに必要な支援を提供すると述べた。
警察によると、火災はジョージタウンの南方約320kmの町にある中等学校の寮で21日深夜に発生したという。
当局は当初、生徒20人が死亡したと報告していたが、その後、19人に訂正した。
消防庁は声明で「消防士たちが現場に到着した時、寮は炎に包まれていた」と述べている。
それによると、火災は夜明け前に鎮火。現場で14人の死亡を確認し、5人は地元の病院で亡くなったという。死因は明らかにされていない。
また2人が重体、4人が重傷、10数人が病院で経過観察中と伝えられている。
消防が出火原因を調べている。一部の地元メディアは関係者の話しを引用し、「電気系統の不具合が原因」と報じている。