コロンビア外相が辞意表明、パスポート印刷問題めぐり
サラビア氏はペトロ大統領の首席補佐官を務め、今年1月に外相に就任した。
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コロンビアのサラビア(Laura Sarabia)外相が3日、ペトロ(Gustavo Petro)大統領を巻き込むパスポート印刷問題をめぐる混乱を受け、辞意を表明した。
サラビア氏は以前、政府がパスポートの印刷契約を変更した決定に不満を表明していた。
サラビア氏はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「最近の数日間で、私が同意できない決定が下された」と述べ、「辞任を決意した」と付け加えた。
サラビア氏はペトロ氏の首席補佐官を務め、今年1月に外相に就任した。
ペトロ氏はXへの投稿で、「ラウラ・サラビア氏の幸運を祈る」と述べ、同氏を自身の選挙キャンペーンの重要なメンバーと称賛した。
政府はパスポートの印刷を委託する会社を変更。理由は明らかにしていない。
地元テレビ局は情報筋の話しとして、「サラビア氏は政権に近い印刷会社が採用されたことに懸念を示していた」と伝えている。