◎教師2人と生徒1人が死亡した。
ブラジル、リオデジャネイロの小学校(Getty Images)

ブラジル当局は25日、南東部エスピリトサント州の学校で銃乱射事件が発生し、少なくとも3人が死亡、13人が負傷したと発表した。

報道によると、同州郊外の町にある公立学校と私立学校に武装した男が押し入り、セミオートライフルを乱射したという。2つの学校は同じ通りにある。

州警察は声明で、「教師2人と生徒1人が死亡した」と報告している。

州知事によると、容疑者はこの公立学校で学んでいた16歳の少年で、通報から約4時間に逮捕されたという。身元は明らかにされていない。

地元メディアは警察筋に話しを引用し、「容疑者は防弾チョッキを着用し、セミオートライフルを使用した」と報じている。

報道によると、容疑者の父親は元憲兵で、このセミオートライフルも父親のものとみられる。

この攻撃で教師9人と生徒4人が負傷した。報道によると、13人のうち6人は重傷だという。

ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は2019年に銃規制を一部緩和し、犯罪歴や精神疾患がないなどの条件を満たせば1人4丁まで銃を所持できるようになった。

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