アズール・ブラジル航空、米連邦破産法11条の適用申請へ
アズールの純負債は25年第1四半期末時点で前年同期比50%増の313億5000万レアル(約8040億円)に急増。レバレッジ比率(負債比率)は前年の3.7から5.2に上昇していた。
.jpg)
ブラジルの航空会社アズール・ブラジル航空が早ければ27日にも米連邦破産法11条の適用を申請する。
同社は1月末、債券保有者、サプライヤー、航空機リース業者との債務再編プロセスを完了したと発表していた。
近年破産手続きを行った中南米の航空会社はメキシコ航空大手アエロメヒコ、コロンビアのアビアンカ航空、ブラジルのGOL航空と中南米最大の航空会社であるラタム航空。アズールがこれに続くことになる。
アズールは昨年、約20%の株式と引き換えに5億5000万ドルの負債を帳消しにする契約を債券保有者と結んだ。
アズールの純負債は25年第1四半期末時点で前年同期比50%増の313億5000万レアル(約8040億円)に急増。レバレッジ比率(負債比率)は前年の3.7から5.2に上昇していた。