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▽デモ隊は先週のダボス会議(世界経済フォーラム)でミレイ氏がジェンダー平等を「病んだ覚醒主義」と呼んだことに抗議した。
2025年2月1日/アルゼンチン、首都ブエノスアイレス、ミレイ大統領に抗議する人々(AP通信)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで1日、ミレイ(Javier Milei)大統領に抗議するデモが行われ、数千人が市内を練り歩いた。

警察は参加者を2000~3000人と見積もっている。

デモ隊は先週のダボス会議(世界経済フォーラム)でミレイ氏がジェンダー平等を「病んだ覚醒主義」と呼んだことに抗議した。

デモに参加したLGBTQ+(性的少数者)のグループはSNSに「あのファシストの経済的暴力、政治的迫害、性的抑圧と闘う」と投稿した。

人権団体、労働組合、一部の野党議員も参加した。

ミレイ氏は先週、ダボス演説で、ジェンダー暴動、社会福祉、フェミニズム、女性の雇用推進、気候変動との闘いを痛烈に批判。「このような極端なジェンダー・イデオロギーはまるで児童虐待のようだ」と主張した。

デモに参加した男性はAP通信の取材に対し、「ミレイは医療や教育といった問題に対処せず、代わりに市民を痛めつけている」と語った。

アルゼンチンの過去の左派政権は性の多様性や同性婚など、進歩的な法律を数多く制定してきた。

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