◎炎は瞬く間に製油所全体に広がったと伝えられている。
2022年9月22日/アルゼンチン、南西部ネウケン州近郊の製油所(Fernando Ranni/Diario Rio Negro/AP通信)

アルゼンチン政府は22日、南西部ネウケン州の製油所で火災が発生し、少なくとも3人が死亡したと報告した。

消防によると、火災は貯蔵タンクのひとつで22日午前に発生したという。

地元政府の報道官はSNSに、「製油所の職員3人の死亡を確認した」と投稿している。負傷者や行方不明者がいるかどうかは明らかにしていない。

炎は瞬く間に製油所全体に広がったと伝えられている。地元メディアがSNSに投稿した動画には、貯蔵タンクとみられる施設で爆発が発生し、黒煙が上がる様子が映っていた。

地元政府は火災の原因を調査中としている。

他の州の製油所の労働組合はこの火災で亡くなった3人に哀悼の意を表し、経営陣を非難した。

リオネグロ州の石油労組はフェイスブックに、「安月給で働かされている労働者は経営陣にウンザリしている」と投稿。組合員にストライキを呼びかけた。

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