◎F16は米ロッキード・マーティン社が製造する第4世代戦闘機のひとつ。20カ国以上の空軍で採用され、後発の4.5世代に引けを取らない能力があると評価されている。
デンマークの空軍基地、米ロッキード・マーティン社のF16戦闘機(Bo Amstrup/Ritzau Scanpix/AP通信)

アルゼンチン政府は16日、デンマーク空軍が保有するF16戦闘機24機を購入する契約に署名した。売却価格は約21億クローネ(463億円)。

デンマーク国防省は声明で、「アルゼンチンが世界的なF16ファミリーに加わることを歓迎する」と表明した。

デンマーク空軍はF16を30機保有している。残りの一部はロシアの侵攻を受けるウクライナに供与される予定だ。

アルゼンチンに引き渡される時期は明らかになっていない。報道によると、今後数年のうちに売却される予定。

デンマークはF35A戦闘機を27機発注しており、2025年末から切り替えが始まる。

F16は米ロッキード・マーティン社が製造する第4世代戦闘機のひとつ。20カ国以上の空軍で採用され、後発の4.5世代に引けを取らない能力があると評価されている。

デンマークの国防相らは先月、アルゼンチンを訪問し、F16を売却する意向書に署名。16日の契約はデンマークの空軍基地で調印された。

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