◎3人のうち1人はシリア国籍で、ベネズエラとコロンビアのパスポートを所持していた。
2023年1月24日/アルゼンチン、首都ブエノスアイレスの機動隊(Rodrigo Abd/AP通信)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでテロ組織の構成員とみられる3人が逮捕された。内務省が3日、明らかにした。

それによると、治安当局は3人を週末に逮捕したという。

内務省は声明で、「3人のうち1人はシリア国籍で、ベネズエラとコロンビアのパスポートを所持していた」と明らかにした。

残り2人の国籍は不明。内務省によると、2人も様々な書類を所持していたという。

内務省の報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「3人の名前や国籍が本物かどうかは分からない」と書き込んだ。

ブエノスアイレス警察はイスラエル・ハマス紛争が激化する中、首都の取り締まりを強化していた。

内務省によると、3人は別々の飛行機でアルゼンチンに到着し、ブエノスアイレスの在イスラエル大使館から2ブロックほどのホテルを予約していたという。

さらに容疑者たちは「イエメンから届いた小包」を待っていたとされる。

同国の在イスラエル大使館で1992年に発生した自爆テロでは29人が死亡している。

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