◎足は靴に入った状態で浮いていた。
米イエローストーン国立公園のアビスプール(Diane Renkin/NPS)

イエローストーン国立公園は19日、園内の温泉「アビスプール」で人間の足を発見したと報告した。

広報担当によると、足は靴に入った状態で浮いていたという。アビスプールは園内で最も深い温泉とされ、水温は60度に達する。

足は16日に見つかった。

イエローストーン国立公園はウェブサイトに掲載した声明で、「初期調査の結果から、7月31日朝に発生した事件と関連があるとみられる」と述べている。

この事件ではアビスプールで1人が何かしら問題を起こしたと報告されているが、詳細は不明。

同園はこの事件と見つかった足が関連していると示唆している。

また同園は訪問者に対し、園内の温泉近くでサイクリングやランニングなどを行うときは危険範囲に近づかないよう警告した。

専門家によると、温泉周辺の地盤はもろく、地面の下まで熱水が到達している可能性があるという。踏み破れば命はない。

足の発見後、アビスプール近くの駐車場と訪問者用の入り口は一時閉鎖された。

警察は事件事故の両面で捜査している。

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