◎事故は27日に同州ヒーリー近郊で発生。AH64アパッチヘリ(攻撃ヘリ)2機が空中で衝突、墜落した。
2019年6月3日/米アラスカ州、陸軍の攻撃ヘリ(Cameron Roxberry/U.S. Army)

陸軍は28日、アラスカ州で軍用ヘリ同士が空中衝突し兵士3人が死亡、1人が負傷した事故について、現場に調査官を派遣したと発表した。

同州の陸軍報道官は声明で、「調査チームは28日中に現地入りする予定」と述べているが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

事故は27日に同州ヒーリー近郊で発生。AH64アパッチヘリ(攻撃ヘリ)2機が空中で衝突、墜落した。

報道官によると、兵士2人が現場で、もう1人がフェアバンクスの病院に向かう途中で死亡したという。

ヘリにはそれぞれ2人が搭乗していた。負傷した1人の容体は安定しているとのこと。氏名は公表されていない。

陸軍は詳細が明らかになり次第、公表するとしている。

墜落したヘリはフェアバンクス近郊にある基地の第25航空連隊第1攻撃大隊所属と伝えられている。

陸軍は声明で亡くなった兵士3人と遺族に哀悼の意を表し、必要な支援を提供すると約束した。

アラスカ州の基地における軍用ヘリの事故は今年2回目。

2月に発生したアパッチの墜落事故では兵士2人が負傷している。

ケンタッキー州フォートキャンベルの北東約50kmの地点で発生したブラックホーク2機の墜落事故では兵士9人が死亡した。

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