▽事故はエジプト・ポートサイド付近で12日の午後11時46分頃に発生した。
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米空母ハリー・S・トルーマンが地中海のエジプト沖で大型商船と接触した。米中央軍(CENTCOM)が13日、明らかにした。
それによると、事故はエジプト・ポートサイド付近で12日の午後11時46分頃に発生したという。
CENTCOM第6艦隊は声明で、「5000人の乗組員にケガはなく、浸水もシステムの不具合も報告されていない」と述べた。
10万トンの巨大空母に接触したのはパナマ船籍の5万3千トンの商船。米軍が事故原因を調べている。
第6艦隊は声明の中で、「トルーマンの2基の原子炉と4基の推進システムは安定しており、何の問題もない」と述べた。
米政府はガザ紛争が湾岸諸国を巻き込む戦争に発展するのを防ぐために、この海域に空母打撃群を派遣し、レバノンのシーア派組織ヒズボラやイエメンの親イラン武装組織フーシ派に圧力をかけている。
トルーマンは任務の一環として、昨年12月中旬から紅海で活動していた。
トルーマンは今週初めにギリシャ・クレタ島の海軍基地に入港。ガザ停戦が維持されていることを受け、機器等のチェックを行っていた。