◎オレゴン州の荒野で迷子になった69歳のハリー・バーリー氏は無事保護された。
2021年5月23日/オレゴン州、ジャクソン郡サーチャー、ダグラス郡保安官事務所の捜索隊(ダグラス郡保安官事務所/ABCニュース)

主要メディアによると、オレゴン州の荒野で迷子になった69歳のハリー・バーリー氏は無事保護されたという。

ダグラス郡保安官事務所は24日の声明で、「捜索隊は荒野を17日間さまよっていたバーリー氏を無事救助した」と述べた。「バーリー氏はヘリコプターで地域の病院に搬送されました。バーリー氏の命に別状はなく、回復しています」

ABCニュースによると、バーリー氏は5月6日に釣り目的で荒野入りしたが、帰宅しなかったという。

保安官事務所のスポークスマンは記者団に対し、「捜索隊は荒野で迷子になったバーリー氏が現地に設置した仮設避難所の残骸を発見し、23日午後に別の仮設避難所で本人を保護した」と語った。「私たちはこの結果に満足しています。捜索救助チームと連邦政府の特別チームは広大な土地で迷子になったバーリー氏を無事保護することができました。バーリー氏は23日遅くに家族と再会しています」

保安官事務所によると、捜索隊は5月8日にバーリー氏の車を発見したが、それから1週間以上新たな痕跡は見つからなかったという。

スポークスマンは、「捜索隊と特殊チームは5月16日にバーリー氏が設置した仮設の避難所とタックルボックス(ルアーを収納する道具箱)を発見した」と述べた。「それから1週間後、捜索隊は痕跡を発見した地点から数キロ離れたエリアでバーリー氏を保護しました」

スポークスマンによると、バーリー氏は捜索隊の声に反応し、大声で救助を求めたという。

保安官事務所は声明の中で、捜索には米国沿岸警備隊や米国森林局を含む15の関係機関が加わったと述べた。

2021年5月7日/オレゴン州、ジャクソン郡サーチャー、荒野で迷子になったハリー・バーリー氏が現地に残した手がかり(ダグラス郡保安官事務所/ABCニュース)
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