スポンサーリンク
▽ワシントンDC連邦裁判所はホワイトハウスに対し、強制送還が実施された経緯を25日中に説明するよう求めていた。
トランプ大統領(Getty Images)

トランプ政権は25日、ベネズエラ移民の強制送還を差し止めるワシントンDC連邦裁判所の命令に違反していないと改めて主張し、敵性外国人法に基づく送還を擁護した。

トランプ政権は先週末、1798年に制定され、第2次世界大戦中に日系人の強制収容で使われたことで知られる敵性外国人法に基づき、ベネズエラの麻薬組織トレンデアラグアの構成員約250人をエルサルバドルの刑務所に送った。

ワシントンDC連邦裁判所は15日、敵性外国人法に基づく送還を14日間差し止めたが、政府は送還便が既に領空外に出ていたため、エルサルバドルに向かわせたと主張している。約250人のうち137人が敵性外国人法に基づき送還された。

エルサルバドルのブケレ(Nayib Bukele)大統領は当時、SNSに「おっと。遅かったね、残念」と投稿していた。

ワシントンDC連邦裁判所はホワイトハウスに対し、強制送還が実施された経緯を25日中に説明するよう求めていた。

司法省は裁判所に提出した書簡の中で、送還便は裁判所が文書による命令を出した時点で、米国領空を離れていたため、戻る必要はなかったという以前の主張を繰り返した。

また司法省は裁判所判事がその2時間前に出した口頭命令を「無意味」と嘲笑した。

裁判所は政権が命令に違反したかどうかを判断するために、飛行機が離陸した時間や何人のベネズエラ人が搭乗していたかなどの詳細を求めていたが、司法省は情報開示を拒否した。

ルビオ(Marco Rubio)国務長官は書簡の中で次のように述べている。「この情報開示は外交政策に重大な害を及ぼすことが予想できる」

トランプ(Donald Trump)大統領はワシントンDC連邦裁判所が差し止め命令を出した後、判事を弾劾するよう要求した。

これに対し、最高裁判所のロバーツ(John Roberts)首席判事はトランプ氏を非難し、「弾劾ではなく上訴が司法判断との意見の相違に対する適切な対応である」とする異例の声明を出した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク