◎北部の町カノバナスにある競馬場で見回りをしていた警備員が猫の死骸を発見し、警察に通報した。
米領プエルトリコの警察官(Getty Images)

米領プエルトリコの競馬場施設内で35匹の猫の死骸が見つかり、警察が事件を視野に捜査を進めているようだ。現地メディアが22日に報じた。

それによると、北部の町カノバナスにある競馬場で見回りをしていた警備員が猫の死骸を発見し、警察に通報したという。

AP通信は警察関係者の話しとして、「猫の死因を特定するために剖検を行った結果、毒物を摂取した可能性がある」と伝えている。

プエルトリコは2008年に動物虐待防止法を施行した。

この法律は動物管理局の職員が北部の公営住宅から押収した猫や犬を橋の上から投げ捨てた事件後、起草された。

当時の目撃者によると、捨てられた猫と犬の多くが死んだものの、中にはまだ生きていたものもいたという。

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