◎新郎は第2級殺人罪、新婦はその共犯で逮捕・起訴された。
2024年9月5日/米ミシガン州フリント、死亡ひき逃げ事故が発生した現場近く(Getty Images/AFP通信)

ミシガン州フリントで結婚式当日に男性を車ではねて死亡させたとして、22歳の新郎と21歳の花嫁が逮捕・起訴された。警察が5日、明らかにした。

それによると、事件は結婚式が行われたピザ屋の近くで8月30日に発生。新郎新婦の乗るSUVが式に出席した男性をはね、現場から逃亡した。

運転していたのは新郎。新婦は助手席に乗っていた。

フリント保安官事務所は声明で、「被害者は結婚式後、口論に巻き込まれ、その後、新郎が運転するSUVにはね飛ばされ死亡した」と述べた。

それによると、新郎は第2級殺人罪、新婦はその共犯で逮捕・起訴されたという。

事件を担当する保安官は記者団に対し、「警察官になって20年だが、こんな事件は初めて見た。結婚式直後に人をひき殺すなどあり得ない」と語った。

新郎新婦は被害者を放置してその場を去り、翌日、警察署に出頭した。

現地メディアによると、新郎は拘置所に勾留されている。新婦は4日に保釈金を支払い、保釈された。

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