◎警察は今月初めにこの男を逮捕。検察が放火と不法侵入罪と起訴している。
ゴールデンレトリバー(Getty Images)

コロラド州西部で先月発生した山火事について、捜査当局は27日、私有地で飼い犬を火葬した男が山火事を誘発したという結論に達した。

警察は今月初めにこの男を逮捕。検察が放火と不法侵入罪と起訴している。

AP通信によると、男は8月1日に飼い犬を火葬。その炎が周囲に燃え広がり、約28平方キロメートルが消失したという。ケガをした人はいなかった。この山火事は現在、ほぼ鎮火している。

男の飼い犬は他の飼い犬とケンカし、ケガを負わせたとして、コロラド州西部の施設で安楽死させられた。

捜査当局によると、男は火元近くのキャンピングカーに住んでおり、飼い犬を火葬した際、炎にスプレー缶を投げ入れたという。

スプレー缶は爆発、炎が木に燃え移り、手に負えなくなった。

APによると、山火事発生から数分後、周辺をパトロールしていたパトカーが現場から離れる車を目撃。この車を運転していたのが逮捕された男であった。

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