▽デルタ航空1921便は142人の乗客を乗せてメキシコに向かう予定であった。
米ワシントン州シアトルのシアトル・タコマ国際空港滑走路で日本航空機の右翼とデルタ航空機の尾翼が接触した。連邦航空局(FAA)が5日、明らかにした。
それによると、両便の乗客乗員にケガはなく、乗客は全員、避難を余儀なくされたという。
デルタ航空1921便は142人の乗客を乗せてメキシコに向かう予定であった。
日本航空便はタコマ空港に着陸し、ターミナルに向かう途中、デルタ便と接触したとみられる。
事故原因は明らかになっておらず、FAAが関係者から話しを聞いている。
デルタ航空は声明で、「1921便の尾翼が他の航空会社の航空機の翼と接触したと報告を受けた」と述べた。
ABCニュースは関係者の話しとして、「両便は他の旅客機に影響を与えないエリアで接触し、管制塔は接触の瞬間を確認していなかった」と伝えている。
タコマ空港は声明で、「この事故による業務への影響は最小限である」と述べた。