▽乗客乗員294人にケガはなかったと。
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米フロリダ州オーランド国際空港で離陸準備中のデルタ航空機から出火し、乗客乗員が避難を余儀なくされた。当局が21日、明らかにした。
それによると、乗客乗員294人にケガはなかったという。
出火したのはオーランドからアトランタに向かう予定であったデルタ航空1213便。機種はエアバスA330型。エンジンから出火し、消防がまもなく消火した。
デルタ航空は声明で、「オーランド空港から21日早朝に事故があったという連絡を受けた」と述べ、乗客に謝罪した。
それによると、パイロットは2基のエンジンのうち1基から煙が上がっていることを確認し、手順に従い乗客の避難を開始したという。
出火原因は明らかになっておらず、デルタ航空と消防当局が調べている。
デルタ航空機は先月、ニューヨーク州ラガーディア空港に着陸しようとした際、翼が滑走路に接触。パイロットは管制官の指示に従い、ゴーアラウンドを実行、再離陸し、態勢を立て直した後、着陸した。乗客76人の乗組員4人にケガはなかった。
カナダのトロント・ピアソン国際空港では2月、デルタ航空機が着陸後にひっくり返り、18人が負傷した。