◎カナダ国内でも10月7日にガザ紛争が勃発して以来、ユダヤ人コミュニティに対するヘイトクライムが増加傾向にある。
カナダ、首都オタワの警察官(Getty Images)

カナダの国家警察は16日、ユダヤ人に対するテロを計画したとされる若者が逮捕・起訴されたと明らかにした。

王立カナダ騎馬警察によると、この若者は15日に逮捕され、爆発物に関する資料を拡散することでテロ活動を助長した罪で起訴されたという。

さらにこの若者はユダヤ人に対するテロを実行するよう指示した罪にも問われている。

警察は若者の身元と認否を明らかにしていない。

王立カナダ騎馬警察は声明で、「この若者を含む多くの青少年が暴力的な過激主義やテロリストの情報をインターネットで検索し、興味を示している」と懸念を表明した。

また同警察は保護者に対し、子供が過激派する兆候(他者を誹謗する、極端な反政府的態度を取る、暴力を振るうなど)を見逃さないよう促した。

カナダ国内でも10月7日にガザ紛争が勃発して以来、ユダヤ人コミュニティに対するヘイトクライムが増加傾向にある。

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