◎ロシアによるウクライナ侵攻はまもなく開戦から2年を迎える。
ウクライナ、東部ドネツク州バフムートの通り(Libkos/AP通信)

カナダ政府は19日、早ければ今春からウクライナに800機以上のドローンを供与すると表明した。

国防省は声明で、「ロシアの侵略に対抗するうえで、ドローンは非常に重要な役目を担っている」と述べた。

それによると、カナダ軍が供与するドローンは監視、情報収集、軍需品を含む物資の移送に利用できるという。

費用は9500万カナダドル(約105億円)。これはトルドー(Justin Trudeau)首相が以前発表した5億カナダドルの追加軍事支援の一部である。

国防省によると、監視・情報収集に長けたスカイレンジャーR70ドローンシステムはオンタリオ州のテレダイン・テクノロジーズ(米企業)で製造される。

ロシアによるウクライナ侵攻はまもなく開戦から2年を迎える。

カナダ政府はウクライナに100台の高解像度ドローンカメラなども供与。過去2年間で24億カナダドル(約2670億円)の軍事支援を約束している。

スポンサーリンク