米30年物固定住宅ローン金利、5週連続低下、4月以来の水準に
エコノミストたち住宅ローン金利が今後数か月間は比較的安定すると予想。今年の30年ローン金利は6~7%の範囲にとどまると予想している。
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米国の30年物固定住宅ローン金利が5週連続で低下し、4月初旬以来の水準となった。
フレディマックは3日、30年ローン金利が先週の6.77%から6.67%に低下したと発表。1年前は6.95%であった。
低金利への借り換えを希望する住宅所有者に人気の15年ローンも先週の5.89%から5.80%に低下。1年前は6.25%であった。
住宅ローン金利は連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利に対する債券市場の反応など、いくつかの要因の影響を受ける。
10年物国債利回りは3日正午時点で4.33%となり、数週間前の4.58%からさらに低下した。
30年ローン金利は10年物国債利回りの動きに緩やかに追随している。
専門家は金利の最近の低下が住宅販売を後押しする可能性があると指摘している。
全米不動産協会は先週、住宅販売契約指数(季節調整済み)が5月に前月比1.8%上昇し、前年同月比でも1.1%上昇したと明らかにしていた。
エコノミストたち住宅ローン金利が今後数か月間は比較的安定すると予想。今年の30年ローン金利は6~7%の範囲にとどまると予想している。
米国の中古住宅の売上高は昨年、約30年ぶりの低水準に落ち込んだ。