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▽ロシアの自爆ドローンが住宅地に飛来、防空部隊が対処したものの、その破片で複数の民家が損壊した。
ウクライナ、中部ドニエプロペトロフスク州、ロシア軍の空爆で死亡した子供の葬儀(AP通信)

ウクライナ当局は29日、ロシア軍が中部ドニエプロペトロフスク州を空爆し、12歳の少女が死亡、子供を含む3人が負傷したと明らかにした。

それによると、ロシアの自爆ドローンが住宅地に飛来、防空部隊が対処したものの、その破片で複数の民家が損壊したという。

第2の都市ハルキウでもドローンと誘導爆弾による攻撃が確認された。

ウクライナ当局によると、首都キーウ近郊にも自爆ドローンが飛来し、その残骸で火災が発生したという。

ロシアのプーチン(Vladimir Putin)大統領は28日、第2次世界大戦での対ナチス戦勝80年の記念日に合わせて、5月8~10日に72時間の停戦を実施すると一方的に発表。ウクライナはこれを嘲笑し、市民に対し、ロシアの偽情報に騙されないよう促した。

ロシアがこの停戦をどのように監視するかは不明である。

ロシアはウクライナが到底受け入れられない条件を課すことで、戦闘の即時停止と30日間の停戦を求める米国の提案を事実上拒否した。

ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領によると、ウクライナ側はこれを受け入れたという。

ウクライナ政府高官はプーチン氏の停戦を嘲笑した。大統領府の報道官はこれを「戯言」と呼び、ロシアは停戦を宣言しながら前線突破を試みるだろうと非難した。「プーチンは軍隊に停戦命令を出すことができるが、現場の兵士はそれを無視し、ドローンや爆弾を発射し続けるだろう...」

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