◎事件は首都プリシュティナの南方85キロに位置する第2の都市プリズレンの市場で発生。警察は手榴弾を投げたとされる容疑者を現行犯逮捕した。
2022年12月9日/コソボ北部、NATOの平和維持部隊(Visar Kryeziu/AP通信)

コソボ南部の市場で手榴弾が爆発し、10人が負傷した。警察当局が22日、明らかにした。

それによると、事件は首都プリシュティナの南方85キロに位置する第2の都市プリズレンの市場で発生。警察は手榴弾を投げたとされる容疑者を現行犯逮捕したという。

現場で対応に当たった警察官は地元テレビ局の取材に対し、「市場で数人が口論となり、そのうちの1人が手榴弾のピンを抜いたようだ」と語った。

警察は口論に関与したとされる2人の行方を追っている。

負傷した10人は全員民間人。病院に搬送されたものの、命に別条はなく、そのうち5人がその日のうちに退院した。

警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。

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