◎ロシア空軍では戦闘機の墜落事故が相次いでいる。
ロシア領内で2018年に行われた軍事演習、ミサイルを発射する戦闘機(Maxim Shemetov/ロイター通信)

ウクライナ南部のクリミア半島近くにロシア軍の練習機が墜落し、1人が死亡した。ロシア国防省が14日、明らかにした。

それによると、事故は南部クラスノダール地方で14日に発生。チェコスロバキア製のL39戦闘機が墜落したという。

ロシア軍の戦闘機が訓練飛行中に墜落したのはこの数日で2回目。ロシアの飛び地カリーニングラード州で12日に発生したスホイ30の墜落事故では乗員2人が死亡している。

同省は14日の事故で死亡した1人の身元を明らかにしていない。

ロシア空軍では戦闘機の墜落事故が相次いでいる。一部のアナリストは「ウクライナ侵攻の影響でパイロットの訓練時間が短くなったことが原因ではないか」と指摘している。

先月には戦闘機2機が訓練中に墜落事故を起こした。1機は太平洋に、もう1機はウクライナ南部のアゾフ海に墜落したとされる。

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