◎炎は10日朝の時点でほぼ鎮火、住民50人以上が避難を余儀なくされた。
2024年2月10日/ウクライナ、東部ハルキウ州、ロシア軍のドローン空爆に巻き込まれた民家(AP通信)

ロシア軍がウクライナ東部ハルキウ州の住宅地にドローン攻撃を仕掛け、民間人少なくとも7人が死亡、3人が負傷した。地元当局が10日、明らかにした。

それによると、防空部隊はこの地域に飛来したロシア軍のドローン少なくとも10機のうち8機を撃墜したものの、石油貯蔵施設が攻撃を受け火災が発生、民家に燃え広がったという。

内務省の報道官は声明で、「石油貯蔵所の燃料が漏れ出し、近隣の民家少なくとも15棟が全焼した」と明らかにした。

警察によると、7歳、4歳、9カ月の子供3人を含む5人家族が死亡。別の家で成人2人の遺体が発見されたという。

炎は10日朝の時点でほぼ鎮火、住民50人以上が避難を余儀なくされた。

ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はSNSに声明を投稿。犠牲者とその家族に哀悼の意を表し、「テロリストに責任を負わせる」と非難した。

ウクライナ軍は今週、ザルジニー(Valery Zaluzhny)総司令官を解任し、後任にシルスキー(Oleksandr Syrsky)陸軍司令官を充てた。

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