ロシア軍がウクライナ全土にミサイル・ドローン攻撃、6人死亡、数十人負傷
ウクライナ空軍によると、ロシア軍が597機の自爆ドローンとおとりドローン、26発の巡航ミサイルを発射し、そのうちドローン577機を撃墜または電子戦で無力化、ミサイル25発を撃墜したという。
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ウクライナ当局は12日、ロシア軍によるドローン・ミサイル攻撃により、全国で少なくとも6人が死亡し、数十人が負傷したと明らかにした。
北部チェルニヒウ州では夜間の空爆で少なくとも2人が死亡し、26人が負傷。住宅地が標的になった。当局によると、この2人は防空部隊が撃墜したドローンの破片に当たり亡くなったという。
西部リビウ州ではドローン攻撃により12人が負傷した。
前線に近い東部ハリキウ州でも複数のドローンと2発のミサイルがハルキウ市の住宅地に着弾し、3人が負傷した。
中部ドニプロペトロウシク州政府は12日、ロシア軍のミサイル攻撃で2人が死亡したと明らかにした。
北東部スムイ州では誘導爆弾攻撃により、2人が死亡した。
ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は12日、ロシア軍が全国各地に向けてドローンとミサイルを発射し、20人以上が死傷したとSNSに投稿した。
ウクライナ空軍によると、ロシア軍が597機の自爆ドローンとおとりドローン、26発の巡航ミサイルを発射し、そのうちドローン577機を撃墜または電子戦で無力化、ミサイル25発を撃墜したという。
ロシア国防省は12日、領内に飛来したウクライナ軍のドローン33機を撃墜したと発表した。
米連邦議会は現在、ロシア産原油、天然ガス、ウランなどを購入する国からの輸入品に対して、最低500%の関税を課す制裁法案を審議している。