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▽プーチン氏は国営テレビを通じて声明を出し、ウクライナが停戦交渉を打ち切ったと主張した。
2025年5月11日/ロシア、首都モスクワ、声明を読み上げるプーチン大統領(RIA Novosti)

ロシアプーチン(Vladimir Putin)大統領が11日、5月15日にトルコ・イスタンブールでウクライナとの直接会談を提案した。

プーチン氏は国営テレビを通じて声明を出し、ウクライナが停戦交渉を打ち切ったと主張した。

「2022年に交渉を打ち切ったのはロシアではない。キーウだ。それにもかかわらず、我々はキーウにいかなる前提条件もなしに直接交渉を再開することを提案している」

「何はともあれ、我々はキーウ当局に対し、15日にイスタンブールで交渉を再開するよう申し入れている」

「前回交渉の結果、共同草案が作成され、キーウ交渉団はそれに署名したが、西側の主張により、ゴミ箱に捨てられたことを思い出してほしい」

「ロシアは繰り返し停戦にコミットしていることを示してきた」

「キーウ当局は我々の停戦提案に一切応じていない」

「停戦が宣言された3日間(5月8~10日)、キーウはロシア国境への攻撃を5回試みた」

ウクライナと英仏独ポーランドの首脳は10日、5月12日から無条件の30日間停戦で合意したと発表。トランプ(Donald Trump)米大統領も同意した。

ゼレンスキー(Volodymyr Zelenskyy)大統領は同日、5月12日に無条件停戦を開始することで合意したと表明。停戦は空、海、陸上を対象とするべきだとし、「ロシアはこれを拒否すれば、エネルギーと銀行部門を対象とした懲罰的措置の強化を含む新たな制裁を受けることになる」と述べた。

欧米諸国はロシアがこれを拒否した場合、共同で新たな制裁を科すとしている。

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