◎事故は26日夜に発生。14両編成の列車が脱線し、9両が線路から外れたり、大きく傾いたりした。
脱線事故現場(Getty-Images/AFP通信)

ロシア北部コミ共和国で旅客列車が脱線し、少なくとも3人が死亡、約40人が負傷した。地元当局が27日、明らかにした。

それによると、事故は26日夜に発生。14両編成の列車が脱線し、9両が線路から外れたり、大きく傾いたりしたという。

事故原因は明らかになっておらず、連邦捜査委員会が調査している。

国営メディアによると、3人目の犠牲者である16歳少女の遺体は27日午後に発見されたという。約40人が負傷し、うち10人が入院した。

ロシア鉄道(国鉄)によると、大雨で線路の一部が流されていた可能性があるという。

この列車は北部の炭鉱の町から南部の都市部に向かっていた。

同社はこの事故で亡くなった3人の遺族に見舞金を支払うと約束。負傷者の入院費も負担するとしている。

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