◎監禁は2019年1月から先週まで続いた。
ポーランド、南西部レグニツァの通り(Getty Images)

ポーランド南西部レグニツァで5年以上に渡って女性を監禁し、肉体的・精神的に虐待した疑いで男が逮捕された。検察が1日、明らかにした。

それによると、監禁は2019年1月から先週まで続いたという。現場はレグニツァ郊外にある人口1000人ほどの集落。

容疑者の年齢は35歳。身元は明らかにされていない。

検察によると、女性は現在30歳で、トイレや暖房のない部屋に監禁されていたという。容疑者は女性を繰り返し虐待しながら食べ物を与えていた。

また容疑者は数日から数週間に1回、目隠しをした状態で女性を屋外に連れ出し、日に当てていたという。

地元メディアは関係者などの話しとして、「容疑者は家族で経営する農場の小屋に女性を監禁していた」と伝えている。

容疑者の両親は地元テレビ局の取材に対し、「女性が監禁されていることを知らなかった」と語った。

警察によると、容疑者は肩の治療のために女性を病院に連れて行った後、逮捕された。女性は自分が置かれている状況を病院のスタッフに知らせたという。

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