◎6日午後の時点で復旧の見通しは立っていない。
サイバー攻撃のイメージ(Getty Images)

ポーランド政府は7日、公共調達庁のウェブサイトがサイバー攻撃を受けたと発表した。

同庁によると、攻撃は7日の午前中に外部サーバーから行われ、同庁の電子調達システムに不具合が出たという。

地元メディアは政府筋の話を引用し、「復旧作業に当たっている」と報じている。報道によると、7日午後の時点で復旧の見通しは立っていないという。情報が漏洩したかどうかも不明である。

公共調達庁(公正取引委員会)は公共工事・投資の透明性や、民間企業の雇用が法律に基づいているかなどを監視している。

地元メディアによると、政府のウェブサイトは以前にもサイバー攻撃を受けたことがあるという。その多くはロシア語圏のハッカーによる犯行と考えられている。

数年前にはモラウィエツキ(Mateusz Morawiecki)首相の側近のメールアカウントが攻撃を受け、ロシアのSNSアプリ「テレグラム」で政府の決定事項に関するやりとりを記したメールが公開された。

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