◎ポーランドは今年7月と9月に韓国と数十億ドルの軍事契約を結んでいる。
北朝鮮の軍事演習(ロイター通信)

ポーランド政府は19日、防衛力を強化する取り組みの一環として、韓国製の多連装ロケットランチャー288基を購入する契約に署名した。

ブワシュチャク(Mariusz Blaszczak)副首相兼国防相は声明で、「韓国の軍需企業が開発したK239チョンム(多連装ロケットランチャー)は米国の高軌道ロケット砲システムハイマースと同等の性能を有している」と述べた。

またブワシュチャク氏は「ポーランドは希望するハイマースを短期間で購入できないため、同盟国である韓国からK239チョンムを288基購入する」と説明した。

韓国の李鍾燮(イ・ジョンソプ)国防相は「この契約によって2国間の協力関係は新たなレベルに引き上げられる」と述べた。

ポーランドは今年7月と9月に韓国と数十億ドルの軍事契約を結んでいる。ブワシュチャク氏によると、戦車と榴弾砲の納入は始まっているという。

K239チョンムは来年納入される予定で、ポーランド軍の軍用トラックに搭載される予定だ。

ポーランドは他の欧州諸国や米国と同様、ウクライナに軍事装備を供与している。

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