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▽この火災は24年5月12日の午前3時30分頃に発生。約1400店舗が入るモールが全焼した。
2024年5月12日/ポーランド、首都ワルシャワ近郊、火災が発生したショッピングモール(AP通信)

ポーランドの捜査当局は11日、首都ワルシャワ近郊のショッピングモールで昨年5月に発生した火災について、ロシアの諜報機関による放火であったと明らかにした。

この火災は24年5月12日の午前3時30分頃に発生。約1400店舗が入るモールが全焼した。

出店者の多くはベトナム出身で、ワルシャワのベトナム人コミュニティに悲劇をもたらした。

トゥスク(Donald Tusk)首相はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「この大火災はロシア諜報機関からの依頼による放火であることが確実になった。事件に関与した一部の容疑者は拘留されており、残りを捜索中である」と述べた。

法務省と内務省は共同声明で、「特別捜査本部は同盟国や関係機関の支援を得て、1年前からこの事件を捜査してきた」と明らかにした。

それによると、放火はロシアの諜報機関から指示された組織的な妨害活動の一環であった。

当局は容疑者の一部がリトアニアでも妨害活動を行ったとみて、リトアニア当局と連携して捜査している。

ポーランドはウクライナと国境を接し、西側によるウクライナ支援の拠点になっている。

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